生い立ち（ワンセグの思い出）

今でこそ小型テレビなどが安く買える時代だが、昔はそうではなかった。

当時「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメが流行っていた。原作小説は読んでいたのでアニメを観たくて仕方がなかったが、当然の如く深夜帯に放送されていたため、部屋にテレビのない私は深夜帯に観ることができなかった。

ちょうど機種変更の時期（今はなき0円機種変更の時代）だったため、迷わずワンセグ付きの携帯電話にした。

これで深夜の快適なアニメ鑑賞が可能になるのだと心が踊った。画面は小さく画質も良いとは言えないが鑑賞するには十分だった。

かくして私のオタク生活が始まった。

この出来事を機にガジェットオタとアニオタになった。

特にガジェットについてはそこそこ詳しい自負がある。

最近はスマートスピーカーとかが欲しいと思っている。

しかし、スマホは便利だが時々昔のガラケー時代が恋しくなる。あの物理ボタンをぽちぽち押す感覚とか、アプリでテトリスをするワクワクとか、誰かとメールを繋げていくと長くなる「Re:Re」とか、あの頃がたまらなく懐かしい😹